子どもの成長に一番大切なこと

「小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て」

を読みました。

小児科医の高橋高雄先生が書かれたのものです。医師の立場から理論的なことが書かれていますが、内容は簡単で穏やかですごく読みやすい一冊です。

子どもの成長に一番大切なことは?

子どもの健やかな成長に必要なものは、色々あります。栄養バランスの取れた食事や規則正しい生活、そんなよく言われていることも、もちろん大切です。

 

でもこの本では、それらよりも更に重要なことが書かれていました。それは、親との穏やかな関わりです。

 

子どもは親との関わりによって脳を成長させます。生育環境が極端に良くない場合は、脳が標準よりも小さいなんてこともあるのだとか。

お母さんの笑顔が大事な理由

よく「お母さんの笑顔が大事」なんて言われますけど、私はそれに疑問を持っている時期もありました。最近はたしかにそうだと思うようになってはいたものの、その根拠はあまりハッキリ知らなかったことに気付きました。

 

お母さんの笑顔が大事というより、正確には、お母さんが自分を責めながら生きていると、子どもの自己肯定感は低下するそうです。

 

だから、笑顔と言っても無理に笑えということではなく、子どもが心身共に健やかに成長して欲しいのなら、まずは親の自己肯定感を上げることが先という意味ですね。

男の子にこそ必要なもの

男の子の考えていることがわからず、宇宙人のようだと言うお母さんが多いそうです。

 

我が家には男の子しかいないので、子ども自体そんなものだと思っていたのですが、そうでもないのでしょうか・・・。たしかによく分からない時もありますが、私はあまり意識していませんでした。長男と次男でも分からなさ加減や分からないポイントも違いますしね。

 

まぁそれは置いておいて、一般的に男の子のお母さんは、息子のことが分からないと思いがちなのだとか。

 

でも、そんな男の子にこそ共感することが大切だそうです。分からないからとスルーせずに、話を聞いてみる。上手く相づちを打ってみる。そうすることで、より穏やかな関係が築けるとのこと。

 

そして「大丈夫」という魔法の言葉をかけることで、男の子はたくましく成長していくそうです。「大丈夫」は状況によって「?」や「!」で伝えること。それから大前提として、「大丈夫」を押しつけるのではなく、まずは子どもの気持ちに共感してから、です。

蛙の子は蛙

トンビはタカを産まない。遺伝子的に、です。子どもは両親から遺伝子を引き継いで産まれてきます。だから、凡人から突然ものすごい天才が産まれることはないそうです。

 

ではなぜ、ごく普通の両親から天才児が産まれたりするのか。

 

その理由は、天才は持って生まれたものが上手く発揮されたから。つまり、実は親もその遺伝子は持っていたけれど、開花しなかっただけということです。

 

だから、上手いこと子どもの適正や興味を見抜いて育てていけば、誰しも天才並に伸びる可能性は充分にあるということですね。

子どもに多くを求める理由

親が子どもに多くのことを求めてしまうことは、よくあると思います。

 

表向きは、子どもの将来を思って・・・かもしれません。親自身それを疑っていないことも多々あると思います。私もよくやってしまいます。

 

でも実は、我が子に多くを求めすぎる親は、まず「自分自身が幸せではないから」だそうです。これはちょっと痛い内容でした。

 

言われてみればたしかに、私が子どもにあれこれ求めがちな時は、自分自身が不安だったり苦しかったりする時です。その時はそんな裏の感情には気付かず、口にせずとも「子どものため」なんていう正義を振りかざしているわけですが。

 

反対に、穏やかな気持ちで過ごしている時は子どもにも寛容になりがち。だからやっぱり、まずは親が幸せになって心からの笑顔を増やすことが重要なのですね。

親も子も人生は自分のもの

結局、親も子も自分の人生は自分のもの。関わりは重要だけど、そこに大きな干渉はいらない。

 

この本を読んで、そんなことを改めて考えさせられました。

 

だから、子どもの幸せを願うならまずは親が幸せになること。自分が子どもの立場で考えても、親が不幸でいるより幸せで笑っていてくれる方が嬉しいですものね。

 

子育てで一番重要なものは、親の笑顔

 

この本の内容を頭に置きながら、楽しい夏休みを過ごしたいと思います!

小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て

 

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