お母さんに安全基地を

子どもの成長に重要な、安全基地。これは大人にも大事だな、と思う今日この頃―

安全基地とは?

子どもは、ある1人の人と強い結びつきを得ることで、大きく成長していきます。反対に、その結びつきがないと後々生きづらさを抱えることもあると言われています。

 

その重要な1人との結びつきを「愛着」と言い、愛着ができる相手のことを「安全基地」と言います。

 

例えば、一番多いパターンだと母と子です。生まれてから毎日、主にお世話をしてくれて優しく抱っこをしてくれるお母さんに、赤ちゃんはだんだんと全幅の信頼を寄せるようになっていきます。

 

この例でいうと、愛着の相手であるお母さんが安全基地ということになります。これは、お母さんでなくてお父さんでも他に育ててくれる人でも、誰でも同じ。ただ、一番密接な1人の人ということです。

 

その「安全基地」は子どもの心の成長に、とても大切なもの。安全基地の条件としては、一番身近で密接な人という以外に、「ありのままの自分を受け入れてくれる場所(人)」ということもとても重要です。

安全基地がない大人

安全基地の条件を満たした場所がないまま、大人になった人もいます。私もその1人でした。ほんの1年ちょっと前まで、自分のことを嫌い過ぎてどうしていいかわからないくらいでした。

 

私の母は、気が強く完璧主義で厳しい人。だから、のんびりしていて不器用で闘争心のない子どもだった私は、なかなかありのままは受け入れてもらえませんでした。

 

これを「条件付きの愛」と言います。「○○ができたら愛される」ということ。それは裏を返せば「○○ができないから愛されない」ということに。

 

母から見たら色々できなかった私は、なかなか愛を感じる機会も少なかったように思っています。

 

そして、こういう私のようなタイプの人が母になると、子どもの安全基地になるのが難しくなるという負のループになりがち。

 

では、そうなったらもう諦めるしかないのか?というと、そうでもなくて。

 

結論からいうと、大人になってからでも安全基地を得ることで変われます

 

これを本で読んだとき、一瞬期待した後、絶望しました。

 

なぜかというと、大人になってから安全基地を作る事へのハードルが高すぎたからです。本に書かれていた方法を簡単にいうと「身近な人やパートナー、親に協力してもらいましょう」という感じ。

 

いやいやいやいや、それができれば苦労しませんよ…という落胆。

 

ということで、安全基地を作ることは諦めました。

大人の安全基地は作れる?

それでも何とかしたかった私は、まず自分と徹底的に向き合うことにしました。だけど、そのやり方もわからなかったので、人を頼って学ぶことに。

 

具体的には、数ヶ月かけて徹底的に自分との向き合い方を学ぶ講座に参加しました。

 

そこには、当初私と同じように生きづらさを抱えた仲間たちがいました。そんな仲間たちと一緒に、普段は出さないような本音をバンバン出しながら学ぶ日々。

 

そして気付けば、そこは私にとって安全基地のような場所になっていました。

 

講座の特性上、そこは安心安全の場所で、自分も相手も否定しないのは大前提。「みんな違ってみんないい」を初めて体感できた場所でした。

 

まさに安全基地

 

正確には、安全基地は1対1の強い結びつきのことを言うので、この講座のつながりは安全基地とは少し違います。でも、安全基地と思えるくらいお互いの本音や価値観を認め合える場所。

 

そんな場所に出会えたことで、私は少しずつ自分を変えることができました。まだまだ伸びしろだらけではありますけどね^^

 

この経験から、正確な安全基地でなくても、ありのままの自分を受け入れてくれる場所があるというだけでも、かなり良い意味があると思うようになりました。

 

そして、こういう安全基地を私も作りたいな、というのが今の夢です。

 

ママたちに安全基地があれば、もっと子育てを楽しめる人が増えると思うし、ママの笑顔が増えれば子どもたちの笑顔ももっと増える。

 

そう思っています。

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