感情は自分で選べる ―「怒り」の使い方

子育てが始まってから直面することが多くなった、イライラする瞬間。感情で言うと「怒り」。ちょっとした怒りから爆発するような怒りまで、数え切れないくらい。

 

それが最近、だいぶ減ってきました。何で減ってきたのか?そもそも怒りって何なのか?なぜ湧いてくるのか?について書いてみます。

「何でかな?」がカギ

怒りが湧いてきた時、「何で(怒ってるの)かな?」というのが、自分を発掘するカギになります。

怒りは二次感情

「怒り」は、全ての感情の中で一番強いもの。でも実は怒は、怒りであって怒りではありません。

 

どういう事かと言うと、怒りは二次感情なのです。二次感情とは、その中に別の感情が埋もれているという事。それが大きくなると怒りになります。

 

何が埋もれているかは人それぞれですが、哀しみだったり本当に望んでいる事だったり色々。

 

例えば、「あー!あの人のあの態度何なの!?私の話聞いてないの!?何で聞いてくれないの!?」と思った時、これは怒り。でもその中に埋もれているのは、「私の話聞いて欲しい。仲良くしたい。」という本音。なのに聞いてくれないし、私に関心無いように見えるという哀しみ…ということがありました。

 

「何なのあの人!?腹立つー!!」

 

という怒りで覆われた感情の中身は、「本当は仲良くしたいのに上手く行かない事への哀しみ」だったのです。

 

これを認めるのが、なかなか難しいんですけどね。私の場合は、なんとなく負けたみたいで悔しかった。でもそれは完全に思い込みだし、意地を張って苦しむのは自分だけ。

 

そんな本音に「何でかな?」を繰り返していくことで、見えてくるものがあります。

 

これは対自分だけでなく、子どもにも使えます。「何でそう思ったの?」という質問を投げかけていく事で、子どもは自分で自分の感情を深掘りでき、親はそれを知ることができる。

 

ネガティブな感情になるとつい「もー!何でよ!?」と思いがちですが、「何でかな?」を使う時は、くれぐれも詰問口調ではなく問いかけるように。

 

私は子どもに対して「ちょっと!何でそんな事するの!?」という、どうしようもない言い方をしてしまう時があったりして…まだまだ日々修行です。

十人十色の価値観

それからもうひとつ、怒りから発掘できる事があります。それは「自分の価値観」。自分にとって大切な物事に関わるほど、感情は強く動かされるからです。

 

この価値観を実は自分でも分かってないという事が、よくあります。人はそれぞれ違う価値観を持っていて、例え身内でも親友でも全く同じという事はありません。だけど、情報に踊らされて自分の価値観を見失ったりしてしまいがち。

 

その価値観に気付くきっかけのひとつが、イライラや怒りです。自分の価値観に関わる事ほど、感情が強く動くからです。

 

例えば、1人の時間が大切な人にとって、毎日24時間子どもと一緒は特に辛い。反対に、子どもとたくさん一緒にいたい人にとっては、子どもを保育園に預けて働きに行く事は辛い。それだけでも人それぞれで、どちらにしても、自分の価値観に合わない状況は辛いという事です。

 

そして無理して価値観と違う事を続けていたら…

 

どうなるか分かりますよね。

 

哀しみやもどかしさはイライラとなり、やがて怒りに発展する事も。そこには、自分の価値観から外れた何かがあるという事なのです。

 

それも「何でかな?」を繰り返す事でたどり着けるひとつの答えです。

自分の機嫌は自分でとる

私たちは、周りの色々な物事に感情を動かされます。でも、ただそれに流されるのは受け身な生き方かな、と思います。

 

それをしている限り、延々流されて自分に主導権がないまま。それが良いとか悪いとかではありませんが、それでは人生楽しくない!!と私は思います。自分の人生なのに。

 

では、どうしたらいいか?と言ったら、自分で自分の機嫌をとること。感情を選ぶこと。

 

何か嫌な事が起こってイライラして怒り爆発しそうな時、それを誰かのせいにするのではなく、その状況をどう捉えていくか?どう動くか?決めるのは自分です。

 

その為には、まず自分の本音を発掘することが大事。怒りに任せて動いても、結局自分も良い思いはしません。

 

自分で自分の本音や価値観を発掘して、どうしたら自分が機嫌良くいられるか?意識していくことで怒りの沸点は高くなるし、怒りが湧いてきた時も良い方向へ活かせるようになっていきます。

 

とはいえ、これは一朝一夕でできるものではないので、少しずつコツコツとね。日々練習中です^^